しいの木の学び

学びの柱

○遊びが学び、学びが遊び

遊びの中から生まれる子どもの学びを大切にします。子どもにとって遊びは全生命。真剣勝負です。遊びのすべてが学習です。四季のできごともそれぞれ遊びの(学びの)材料になります。

 

子ども達の『なぜ?』『どうして?』から始まるドキドキ、わくわくする経験。
ほんの小さなことから何かに気づける力
気づきから『知りたい!』と思えることこそが豊かな学びに繋がっていきます。 







○ゆるやかに学ぶ

 学びは子どもが主体です。
自分はこれをやるという自己選択・自己決定を大切にしています。

・すべてが学び
しいの木の授業と学校の授業の大きな違いは、自分がやりたいこと、学びたいことをとことん追求していくようにします。

学校のように、一斉授業で教え込むことはしません。知識を習得することだけが学習ではありません。途中でできなくなっても大丈夫です。そこまでの学びがあります。

自分のペースで学ぶからこそ、落ち着いて学習できます。覚えたいから、知りたいから、そんな思いを大切に学習できるようにします。一人で追究したい子は、一人で。仲間と追究したい子は仲間と一緒に。強制はしません。

それぞれ個々のペースで学び、内容も自分の好きなことをもっと好きにできるよう、個別・小集団での教育を行います。

学ぶテーマが同じでも学ぶ方法は様々。子どもを主体に取り組みます。
 

○つながる まぜこぜ

 年齢や特性を生かし、互いの存在を大切にし認め合う心豊かで幸せな子ども時代を過ごすことで、心と脳を育てていきます。


 

子どもたち自身の関心・意欲・興味からスタートし、遊びや直接体験、探求的な活動を主として、追究・発展させる学びを進めます。
学校と同様に教科の学習を希望することも、子ども自身の関心・意欲・興味であり、尊重していきます。

○違いをアドバンテージに

  

自分を知り自分を好きになれること、自分自身の魅力を探求させるために、それぞれがもつ特性を大切にし、前向きな気持ちにつなげていきます。 







探求的な活動

 「しいの木」では、探求的な活動や遊び、直接体験により、子どもたちが「自分でやる」「仲間とも一緒にできる」「学びを楽しむ」という生涯にわたって必要な学習の基礎や経験を積み重ねることができるようにと考えています。

例えばカレー作り1つをとっても栽培から料理、量をはかる、外国のカレーを知る。

歴史ならゆかりの地を回り、当時の時代や人の暮らしを想像できるようその場所に出向き、体感する。

学びたい、やりたい意欲を止めない、追究できる場所として、子どもの特徴に合わせたカリキュラム・教材を使って、支援を行っていきます。 

本物と実体験

 子どもが興味をもったことには本物の提供と実体験を併せて
『これってもっと上手く作るにはどうしたらいいの?』
『なぜこんなふうになるの?』
『もっと知りたい』
子どもの疑問や探究心をもとに、自分たちで試行錯誤しながら実体験。
また、その道のプロを講師にお招きし、本物から学ぶことも取り入れています。

子どもたちが知らない世界は、大人がねらいをもって仕掛けていき、興味・関心を広げていきます。
 

実体験を大切に
頭の中で想像するだけよりもその場所に出向いたり、作ったり、感じたりすることで、理解が深まっていきます。

好奇心、やりたい気持ち(非認知能力)を引き出し、興味あることをとことん追求する探求的学び、没頭することが、子どもたちにとって大切な実体験です。